フィリピン随一の絶景ビーチを有するボラカイ島が閉鎖
2018.05.06
とても悲しい事件です、、、
2014年、2015年アジアベストビーチ1位に選ばれた「ホワイトビーチ」を有するフィリピン・ボラカイ島が、2018年4月26日から4ヶ月~6ヶ月の間、閉鎖することが決定しました。
あの絶景が当分見れなくなってしまうと思うと、本当に悲しいです。
フィリピン・ドゥテルテ大統領が閉鎖を承認
Malacañang on Thursday, April 5, formally announced that the President has approved the recommendation to totally close down Boracay Island for a maximum period of six months starting on April 26.
マラカニアンは、4月5日(木)に、大統領が4月26日からボラカイ島を最大6ヶ月間閉鎖することを全面的に承認すると正式に発表した。
引用 Palace: Duterte approves 6-month total closure of Boracay
あのボラカイ島が見れないなんて、、、見てください、この美しさ。
先日、たまたまマニラに行ったのですが、マニラにいるフィリピンの方々も「ボラカイ島には行けなくなって悲しい」と言ってました。
ただ、ボラカイ島の閉鎖は永久ではないということも明言しています。
“Itong panandaliang pagsara po ng Boracay ay para masiguro na makikilala ng mga susunod na henerasyon bilang paraiso rin ‘yang Boracay,” Secretary Roque said.
“Boracay will be relaunched. Boracay will always be there. And the closure is necessary to ensure that Boracay will be there for the next generation,” he added.「ロケ事務局長は、ボラカイ両国政府は、ボラカイ両政府の支援の下、”ボラカイは再開されます。 ボラカイは常にそこにあります。
そして、閉鎖は、ボラカイが次世代のためにそこに存在することを確実にするために必要です」と彼は付け加えました。
引用 Palace: Duterte approves 6-month total closure of Boracay
あのボラカイ島も、半年たてば再開ということで、少しだけ安心です。
ボラカイ島閉鎖理由
ボラカイ島の閉鎖理由は、汚水問題としています。
ボラカイ島はフィリピンでも有数の観光地で、毎年約200万人もの観光客が集まり、2017年の売り上げは全体で560億PHPにもなっています。
ボラカイ島が観光地として注目を集まると同時に、500もの観光業者が押し寄せ、海に汚水を直接垂れ流していることが問題となりました。
このままではボラカイ島の自然が破壊されると懸念し、フィリピン・ドゥテルテ大統領は早急に下水道システムの改善等を行いうために、ボラカイ島の半年の閉鎖を承認したそうです。
ボラカイ島だけではない
今回の環境汚染問題は、他のリゾート地でも同様に起きており、映画「ザ・ビーチ」として有名になったタイ・ピピ島にあるマヤ湾が2018年6月1日、9月30日が一時閉鎖が決定している。
さらに、インドネシアのバリ島、世界最後の秘境と言われるパラワン島・エルニドも現在調査中ということで、時間の問題かなと思います。
リゾート地 | 閉鎖期間 |
---|---|
ボラカイ島 | 2018年4月26日から約6ヶ月 |
タイ・ピピ マヤ湾 | 2018年6月1日~9月30日(予定) |
インドネシア・バリ島 | 検討中 |
フィリピン・パラワン島 エルニド | 検討中 |
世界の絶景が見れなくなる
旅行先としてとても人気の高い「マチュピチュ」も、以前一度登頂禁止になりました。
世界の絶景はいずれも、同様の問題を必ずかかえ、どこかのタイミングで閉鎖は行われると思います。
どの国も観光地としての収入もあるため、永久閉鎖はないにせよ、
- 期限の制限
- 入場制限
などは発生すると思います。
世界196ヵ国を周ると決めた自分にとって、「行けるときに、世界は周る」そう改めて自分に思い知らされるできことでした。