香港でVISAカードは使えるの?香港内のクレジットカード情報

香港旅行だ~~~!

飯もうまいし、カジノもあるし、散在するぞ~~~!

と思っている方、一応クレジットカードを確認しておいた方がいいですよ。

そのクレジットカード、香港では使えないかもしれないので。

1.クレジットカードの種類

香港は日本以上にクレジットカードが普及している国なので、クレジットカードが使えないという心配は不要ですが、取り扱いが少ないクレジットカードの種類はあります。

クレジットカードだけを持っていき、何もできなかったなんてことにならないように、

そこで、まずはクレジットカードの種類を大まかに把握しておきましょう。

国際ブランドと発行会社(イシュア)

すごく初歩的な話ですが、クレジットカードは「国際ブランド」と「発行会社」との組み合わせで成り立っています。

「国際ブランド」はVisaやMaster Cardを指し、「発行会社」とは、日本で有名どころは楽天やリクルートカードです。

国際ブランド Visa、mastercard、JCB、American Express、Diners Club、UnionPay、Discover card
発行会社 楽天、三井住友銀行、リクルートカード、エポスカード

海外で使えるかどうかは国際ブランドを確認してください。

国際ブランド使用比率種類

国際ブランドの選び方は、世界的に使われているかどうかという点だけを見たらいいと思います。

一昔前は、国際ブランドは「決済カードブランド」と「T&Eカードブランド」に分けられていました。

決済カードブランドは文字通り決済機能のみを兼ね備えたもので、T&Eカードブランドは海外旅行保険や電話サービスなど、サービスが充実していました。

ただ、今はその違いは全くないです。

なので、世界的に普及しているかどうかという視点で見るのが一番わかりやすいと思います。

世界での普及率に関しては、世界的有名な決済関連に関する情報をまとめている機関「The Nilson Report」が公表しています。

国際ブランド名 決済比率
Visa 44.1%
MasterCard 29%
UnionPay 15%
Amer. Exp. 7.1%
JCB 2.7%
Diners/Disc. 2.2%

普及率の数字で見るとVisaが圧倒的ですが、旅行先であればVisaもMaster Cardも変わらないです。

なので、香港でクレジットカードを利用したい場合は、基本的にVisaかMaster Cardを持つのが無難です。

2.香港で使えないクレジットカードは?

基本的に「Visa」か「Master Card」は問題なくどこでも使えます。

ただ、他のカードに関しては使えるところと使えないところがあるので、十分注意が必要です。

LCB限定特典

JCBカードも日本だとどこでも使える印象ですが、世界的には2.7%しか使われていないので、香港では使えないケースがが多いです。

ただし、JCBカードには他の国際ブランドにはない大きな特典があります。

  • サービスが5%~10%割引
  • 商品購入時に無料特典が付く(クッキー等)
  • JCBプラザ ラウンジ・香港が利用可能

そのため、使わないまでも、香港に行くのであれば一枚は持っておきたいカードです。

3.香港旅行におすすめのクレジットカード

リクルートカード

まず、全ての決済に使用するカードとして「リクルートカード」を「Visa」か「Master Card」で登録してください。

日本のクレジットカードで、ポイント還元率常時1.2%で、かつ年会費永年無料リクルートカードだけです。

日常の決済も全てこのリクルートカードにして、ポイントをガンガンためましょう!

楽天カード(JCB)

こちらはJCBのおまけとして持っておきましょう。

楽天カードは年会費無料で、かつ常時1%という高還元率カードです。

おまけとして楽天カードを選んだ理由が、楽天カードは常に入会キャンペーンを行っており、高いときは8,000円分のポイントがもらえたりします。

なので、おまけとしては楽天カードを持っておきましょう。

4.香港でクレジットカードを利用する際の注意点

クレジットカードの手数料は誰が払う?

日本では、クレジットカードの決済手数料は、お店が持つことが規約で決められています。

第11条 (加盟店の義務、差別的取扱いの禁止等)
2.加盟店は、有効なカードを提示した会員または有効なギフトカードの使用者に対し、信用販売またはギフトカードの取扱いを拒絶したり、直接現金払いや他社の発行するクレジットカードまたはギフトカードの利用を要求したり、現金客と異なる代金を請求したり、信用販売またはギフトカードの取扱いの金額に本規約に定める以外の制限を設ける等、会員またはギフトカードの使用者に不利となる差別的取扱いを行わないものとします。

出典:https://www.jcb.co.jp/kiyaku/pdf/kameiten0705_02.pdf

そのため、日本ではクレジットカードの決済手数料を気にしたことがないと思いますが、海外は手数料に関して決まりがない国が多いです。

香港でも国として決まりはないため、クレジットカードで決済したことで表示金額よりも10%高くなることがあります。

何も言わず決済されることもあるので、十分ご注意ください。

クレジットカードの情報を抜き取られる詐欺事件

あまりない例ですが、全く人通りのない露店で何かを購入する場合は、現金の方が安心だと思います。

クレジットカードで決済をした際に、その情報を別の場所に送信し、悪用することは容易にできます。

また、決済端末からでなく、決済する際の電波からも情報を抜くことが可能です。

なので、人通りがない露店で何かを購入する際は、高い金額でもないと思うので現金で支払いましょう。

まとめ

  • 香港旅行では必ずVisaかMaster Cardを持ちましょう。
  • JCBカードは一応持っておきましょう。
  • クレジットカードの決済手数料には十分気を付けましょう。

これで思いっきり香港旅行を楽しめますね!

それでは、良い旅を!

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