【超朝型生活】年収1,000万円を超える人の7割以上が実践する超朝型が成果に結びつく科学的4つの理由
2018.11.25
「朝型がいいと聞くがなかなかできない、、、」
そんな方は非常に多いですが、結論からいうと本当に成果を出したいのであれば早く朝型にした方がいいですよ、というお話をします。
このお話しを通じて
- いかに朝型がいいかを科学的根拠を聞いて納得する
- 朝型になるためにはどうしたらいいか
ということを知ってもらえたらなと思います。
超朝型で圧倒的な成果を出している著名人一覧
言葉で説明するよりも実際に成果を出している多くの経営者が朝型だという事実をまずはお伝えします。
- 原田泳幸(ベネッセホールディングスCEO):4時
- ハワード・ショルツ(スターバックスCEO):4時30分
- ティム・クック(アップルCEO):4時30分
- ロバート・アイガー(ウォルトディズニーCEO):4時30分
- マーク・パーカー(ナイキCEO):5時
- 樫尾隆司(カシオ コミュニケーションブレインズCEO):5時
- 増岡厳(日本テクトCEO):5時
- ジャック・ドーシー(ツイッター創設者):5時30分
- 楠本修二郎(カフェ・カンパニーCEO):5時30分
- 岩瀬大輔(ライフネット生命保険CEO):6時
- ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者):7時
また、PRESIDENT Onlineによると、「朝型か夜型か」という質問をしたとあころ、全体として経営者に朝型の割合が高く、年収1,000万円を超える経営者や社員の7割が朝型と回答したという結果もわかっています。
業績のいい社長の平均出社時間は7時30分
ランチェスター戦略を広めた立役者である竹田陽一氏が企業の調査会社にいたこと、経営者の出社時間について調べたところ業績のいい会社の社長ほど朝早く出社していることがわかり、社長全体の平均出社時間は7時30分だったということが分かっています。
論より証拠という言葉がピッタリで、全てではないですが、朝型に活動したほうが好成績を収める傾向にあることは分かったと思います。
朝型の方が圧倒的に結果が出る4つの理由
朝型がはるかにいいということを、具体的な4つの科学的理由に基づき説明していきます。
脳のゴールデンタイムは通常の2倍近く生産性が高くなる
脳のゴールデンタイムとは目覚めてから3時間と言われており、通常の2倍近く生産性が向上すると言われています。
理由としては、睡眠によって脳内が整理され、他のことに気を取られない状態、いわゆる集中思考で仕事に取り組めるからです。
テーブルの上に資料が山ほど積まれている状態と何もない状態で比べたら、当然何もない状態のが方が仕事がスムーズにいくのと同じで、頭の中も整っている状態の方が吸収もいいですし集中できます。
ただ、起床後3時間というのは、ほとんどの方が移動時間や準備のために使用していることが多く、脳のゴールデンタイムをフル活用するには朝型にする以外方法はないため、朝型にすると生産性が2倍近く向上するということに繋がります。
高収入へ導く男性ホルモン・テストステロンは朝5時に最も分泌される
テストステロンという言葉を聞いたことがあると思いますが、いわゆる男性ホルモンで、向上心ややる気に直結する働きがあります。
そして、テストステロンの量と収入が比例するということが実験で判明しており、仕事においてテストステロンは非常に重要な役割を担っています。
実際のデータとしては、1992年にノースカロライナ大学行われた実験では、アメリカの4,462人の軍人を対象としてテストステロンと職業の地位との相関関係を調べたところ、血液中のテストステロンの量が多い人ほど高い地位の職業に就くということが判明しており、また英ケンブリッジ大学の実験では、金融関係のトレーダーは体内のテストステロン濃度が高いときほど好成績を収めているということが判明しています。
テストステロンは仕事において多大な影響を与えるのですが、そんなテストステロンは1日の中で分泌量は変動し、最も分泌されるのは朝5時ということが判明しています。
朝200mlのコーヒーを飲むと認知機能が30%アップする
さらに、朝起きてコーヒーを飲むと認知機能が30%も向上するというデータもあります。
2016年アリゾナ大学で行われた18歳から21歳の学生80人を対象とした実験で、4グループに分けてどのグループが認知機能が高まるかを調べました。
- 6時から7時にかけてカフェイン入りコーヒーを摂取したグループ
- 6時から7時にかけてカフェイン抜きコーヒーを摂取したグループ
- 14時から16時にかけてカフェイン入りコーヒーを摂取したグループ
- 14時から16時にかけてカフェイン抜きコーヒーを摂取したグループ
この実験でわかったことが、6時から7時にかけてカフェインを摂取したグループは他のグループと比べて認知機能が約30%も向上したということが判明しました。
ただし、朝は脳のゴールデンタイムでもあるように脳が活発に動いている状態なので、カフェインを摂取しすぎると脳へ過度な刺激となり逆に疲弊する可能性があるので、コーヒー1杯程度が最も効果を発揮します。
夕方から夜は集中力が圧倒的に下がる
脳には集中思考と分散思考があり、より多くのタスクをこなすのは集中思考、アイディアを出したいときは分散思考が適しているのですが、1日の中でも集中思考が働く時間と分散思考が働く時間があります。
集中思考が働く時間は朝から14時頃までとされており、逆に最も集中力が低下するのは16時から19時頃だそうです。
余談ですが、10時から14時にかけて最もインプットに適した時間になるため、12時にお昼ご飯を取るのは勿体ないです。
これら4つの理由が、朝型がいかに効率的か、というお話でした。
即実践できる朝型にするための2つの方法
朝型にするには強制的に早い時間に睡眠状態を作る必要があり、大きく2つの方法があります。
ここまで科学的根拠に基づき説明していきましたが、ここでは僕が実践した気合と根性論になりますのでご注意ください。
徹夜をして超睡魔状態を作る
僕が実践した方法で、前日徹夜をして極度の眠気を保ったまま翌日の夜を迎えるという方法で、荒業ですが即実践できると思います。
人間は環境になれることが非常に得意な生き物で、一度行ったことを継続することは難しくありません。
そのため、一度でも22時に寝ることができれば翌日も同じ時間に眠気が来るため、超朝型生活を実践できた翌日からはさほど苦労なく超朝型生活を継続することができます。
僕が最もオススメな方法です。
スポーツをして超疲労状態を作る
1つめの方法と似ているのですが、眠気を作る方法として疲労状態を作る方法で、これは土日で実践できると思います。
土曜日の午後から夕方にかけて極度の負荷をかけ、20時くらいに寝てしまいます。そうすることで、疲労効果もありおおよそ8時間程度の睡眠をとることができ、自然と朝4時に起床することができます。
この方法は前者よりも精神的にしんどさはないかなと思います。
僕もこの方法で実践したかったのですが、がっつりスポーツをする時間が取れなかったので前者の方法で行いました。
さらに成果を貪欲に求める方に実践してほしい3つの生活習慣
超朝型生活を実践し、さらに大きな成果を求める方は下記も実践してみてはいかがでしょうか。
実際に僕が実践している生活習慣で、科学的根拠のあるものをご紹介します。
16時間プチ断食を取る
腸環境が人の行動に影響を与えることはご存知だと思いますが、16時間のプチ断食を行うと腸環境を整える効果があるとされています。
16時間のプチ断食を「リーンゲインズ」というのですが、腸内環境以外にも下記を整える効果があります。
- 血液をきれいにする
- 体内の炎症を抑えられる(食事回数が減るため消化活動を抑えることができるため)
また、空腹状態は生物学的に危険な状態を意味するため、交感神経が働くため集中力が増します。
16時間より長いと継続するにはストレス負荷が強くなってしまうため、16時間が継続する上でも負荷が少なくかつ効果が高いとされています。
10時から14時にかけてインプットを行う
1日の中でそれぞれの行動に適切な時間があるのですが、何かを覚えたい場合は10時から12時に行うのがベストだと言われています。
10時から14時は集中思考が働く傾向があり、何かを覚えるにはもってこいの時間です。
逆に、16時から19時にかけては集中力が最も低下する時間と言われており、この時間は逆に遊んだり運動するのがベストな時間帯です。
昼食後すぐに60分の昼寝を取る
仮眠自体は疲労回復、集中力回復に効果があるということはわかっており、実際にNASAで行われた実験では昼寝を26分取ると認知機能が36%、注意力が54%向上しました。
また、パルチモア大学が2016年に2,974人を対象として行なった昼寝習慣と認知機能を測定した研究では、昼寝習慣がある学生の方が認知機能が高いということが判明しています。
コーヒーナップなんてという昼寝方法もあり、定説では「30分以上の昼寝は眠気がますため逆効果」とされていましたが、実は60分の昼寝が最も効果のある昼寝ということがわかってきたのです。
さらに、昼食後すぐに60分の昼寝がベストということがわかっており、僕自身も取り入れています。
僕が思うベストな生活スタイル
僕が現在行っている生活スタイルは下記の通りで、ポイントは体のメカニズムにあわせてタイミングよく適切な行動をとり、適宜休憩がてらに生活に必要な活動を取り入れる、という点です。
- 4時:起床(シャワー)
- 10時:インプット
- 14時:昼食&睡眠
- 17時:ワークアウト(筋トレなど)
- 18時:コーヒーナップ
- 20時:夕食
- 22時:お風呂
- 24時:睡眠
また、上記に付随して、朝は6時間ほど時間があるため、作業の合間合間に6分の休憩を挟むようにしています。