3連休で東京から宮古島へ飛行機で最も格安で行く方法を徹底調査
2018.02.26
毎年恒例行事の沖縄旅行、今年は離島に行ってみたいと思い、東洋一の美しいビーチを誇る宮古ブルーを見るために宮古島に決定!
そして、最も格安で、かつ効率的に宮古島へアクセスする方法を徹底調査してみるとわかった驚愕の事実を明らかにしていきます。
今回は、繁忙期しか行けないパターン(土日祝日のみ可能)で、実際の夏場の3連休の日付(2018年9月15-17日)調べてみました。
1.宮古島にある2つの空港
宮古島には2つの空港があり、「宮古空港」と「下地島空港」があります。
ただし、下地島空港は現在は使用されていないため、宮古島へ飛行機で行く場合は全て宮古空港への離着陸となります。
2.宮古空港への2つのアクセス方法
宮古空港へのアクセス方法は大きく分けて2種類あり、「直行便」か「経由便(那覇空港経由)」があります。
那覇空港から宮古空港へ行く便は、JAL、ANA、RAC(琉球エアコミューター)があり、、朝8時頃から夜18時の間に合計で約15便が飛んでいます。
1時間以内に1便は飛んでおり、搭乗時間も50分程度なので、最初の便の時間と、最後の便の時間を気にすればいいと思います。
直行便、経由便ではそれぞれ下記の便が飛んでいます。
東京から宮古島へ直行便の航空会社一覧(フルサービスキャリア)
- ANA
- JAL
東京から宮古島へ経由便の航空会社一覧(ミドルコストキャリア、ローコストキャリア)
- バニラ・エア
- ジェットスター・ジャパン
- スカイマーク
- ソラシドエア
ピーチ・アビエーションも関西空港のみ那覇へ行くことができますが、今回は東京からなので割愛します。
3.宮古島へ行くことができる6つの航空会社を徹底比較
それではお待たせしました、東京から宮古島へ飛行機で最も格安で行く方法を徹底調査したいと思います。
1つずつ、会社の金額を調べていきます。
ANAを徹底調査
ANAは羽田空港から宮古島まで直行便が出ているため、ANAの航空券の値段のみを調べていきます。
ANAで最も安くいく方法は、最大85%割引の恩恵を受けることができる「旅割」を活用することです。
ANA割引制度
ANAでは誰でも活用できる2種類の割引があります。「旅割」と「特割」です。
どちらも早期購入することで割引され、全部で7種類あります。
- 旅割X(タイムセール期間)
- 旅割75(75日前までに購入)
- 旅割55(45日前までに購入)
- 旅割28(28日前までに購入)
- 旅割21(21日前までに購入)
- 特割3(3日前までに購入)
- 特割1(前日までに購入)
ANA航空券一覧
プラン 行き(11:55-14:50) |
金額 |
---|---|
旅割75 | 39,290円 |
旅割55 | 44,390円 |
旅割28 | 54,590円 |
旅割21 | 55,590円 |
プラン 帰り(15:35-18:15) |
金額 |
---|---|
旅割75 | 43,490円 |
旅割55 | 44,190円 |
旅割28 | 44,390円 |
旅割21 | 55,590円 |
ANA調査結果
項目 | 調査結果 |
---|---|
往復の航空券 | 82,780円 |
宮古島滞在時間 | 48時間45分 |
フライト時間 | 5時間35分 |
東京・成田空港の出発時間が11時55分、到着時間が18時15分と、時間的にとても余裕があるのがANAのプランの特徴です。
前日に無理なく起きることができ、また次の日の仕事にも影響が出ないよう早めに東京に戻れるので、時間的に余裕が欲しい方にとっては都合のいい便です。
JALを徹底調査
ANAと同様、宮古島までは直行便で、かつ割引制度があります。
JAL割引制度
JALも基本的な割引制度はANAと同じですが、ANAよりも少しだけ割引の日数が多いです。
- ウルトラ先得(75日前までの予約)
- スーパー先得(55日前までの予約)
- 先得割引45(45日前までの予約)
- 先得割引28(28日前までの予約)
- 特便割引21(21日前までの予約)
- 特便割引7(7日前までの予約)
- 特便割引3(3日前までの予約)
- 特便割引1(1日前までの予約)
JAL航空券一覧
プラン 行き(6:40-9:30) |
金額 |
---|---|
ウルトラ先得 | 47,290円 |
スーパー先得 | 52,090円 |
先得割引 | 53,490円 |
プラン 帰り(19:45-22:25) |
金額 |
---|---|
ウルトラ先得 | 47,290円 |
スーパー先得 | 52,090円 |
先得割引 | 52,190円 |
JAL調査結果
項目 | 調査結果 |
---|---|
往復の航空券 | 94,580円 |
宮古島滞在時間 | 63時間45分 |
フライト時間 | 5時間30分 |
JALの行きの時間を見てもらえばわかるが、よほど近くに住んでいない限り、リムジンバスを利用するか、前泊するかしないと間に合わない時間です。
帰りの時間も東京着が22時25分と、時間的にはとてもタイトなスケジュールな分、宮古島では思う存分楽しむことができます。
ジェットスター・ジャパンを徹底調査
ここから経由便を利用して宮古島に行く方法です。
MCC(ミドルコストキャリア)とLCC(ローコストキャリア)は全て那覇空港への経由便となり、那覇空港から宮古空港へ行く搭乗時間は2時間、往復の航空券は15,000円として調べます。
ジェットスター・ジャパン割引制度
ジェットスター・ジャパンは常時行われている割引制度はありません。
ジェットスター・ジャパン航空券一覧
行き時間 | 金額 |
---|---|
8:00-10:55 | 36,090円 |
12:25-15:25 | 36,090円 |
14:50-18:00 | 36,090円 |
19:00-22:05 | 36,090円 |
帰り時間 | 金額 |
---|---|
7:25-10:00 | 36,090円 |
12:35-14:15 | 36,090円 |
16:15-18:50 | 36,090円 |
18:45-21:20 | 36,090円 |
ジェットスター・ジャパン調査結果
項目 | 調査結果 |
---|---|
往復の航空券 | 87,180円 |
宮古島滞在時間 | 48時間40分 |
フライト時間 | 7時間30分 |
往復の航空券、滞在時間、フライト時間には、「那覇空港⇔宮古空港」も含まれています。
「LCCなのに思ったよりも安くない」という印象です。
バニラ・エアを徹底調査
バニラ・エアはジェットスター・ジャパン同様LCCであり、那覇空港経由便になります。
バニラ・エアプラン一覧
LCCは基本的に手荷物制限がありますが、その手荷物制限をセットに含んだプランがあります。
色々と便利で、金額も10%程度しか変わらないので、コミコミプランの方がおすすめです。
コミコミ | シンプル | |
---|---|---|
荷物のお預け | 無料(20kg迄) | 2,000~6,000円/20kg |
座席指定(スタンダードシート) | 無料 | 500~1,400円 |
日付変更手数料 | 500円~ | 4,000円~ |
払い戻し | 〇 (手数料:3,000~8,000円) |
× |
バニラ・エア航空券一覧
プラン 行き(10:40-13:45) |
金額 |
---|---|
コミコミ | 21,980円 |
シンプル | 19,980円 |
プラン 帰り(15:45-18:25) |
金額 |
---|---|
コミコミ | 21,980円 |
シンプル | 19,980円 |
バニラ・エア調査結果
項目 | 調査結果 |
---|---|
往復の航空券 | 54,960円 |
宮古島滞在時間 | 44時間5分 |
フライト時間 | 7時間45分 |
LCCの安さが全面に出ているバニラ・エアの料金プランです。
時間にも余裕があります。
スカイマークを徹底調査
LCCでもなく、FSCでもないのがこのMCC(ミドルコストキャリア)で、全てが両者のちょうど中間的な存在です。
MCCは基本的に羽田発です。
スカイマークプラン
2つのプランがあり、常に金額が変動します。
前日でもいいので、スカイマークを利用する際は必ず予約をしましょう。
いま得 | 搭乗日3日前もしくは前日まで予約可能なプラン |
---|---|
たす特 | 搭乗日前日まで予約可能なプラン |
スカイマーク航空券一覧
プラン | 金額 | |
---|---|---|
2:40-5:15 | いま得 | 17,790円 |
たす得 | 18,790円 | |
6:30-9:15 | いま得 | 24,790円 |
たす得 | 27,790円 | |
8:40-11:35 | いま得 | 29,790円 |
たす得 | 32,790円 | |
13:00-15:50 | いま得 | 21,790円 |
たす得 | 24,790円 | |
15:35-18:20 | いま得 | 19,790円 |
たす得 | 22,790円 | |
17:05-19:50 | いま得 | 12,790円 |
たす得 | 15,790円 | |
18:20-21:05 | いま得 | 12,790円 |
たす得 | 15,790円 |
プラン | 金額 | |
---|---|---|
8:50-11:15 | いま得 | 14,790円 |
たす得 | 17,790円 | |
10:25-12:55 | いま得 | 15,790円 |
たす得 | 18,790円 | |
13:20-15:50 | いま得 | 19,790円 |
たす得 | 22,790円 | |
17:05-19:35 | いま得 | 24,790円 |
たす得 | 27,790円 | |
19:35-21:55 | いま得 | 21,790円 |
たす得 | 24,790円 | |
20:30-22:55 | いま得 | 19,790円 |
たす得 | 22,790円 |
スカイマーク調査結果
項目 | 調査結果 |
---|---|
往復の航空券 | 52,580円 |
宮古島滞在時間 | 56時間50分 |
フライト時間 | 7時間 |
スカイマークは金額が状況に応じて大きく異なるため正確なことは言えないですが、やはり早く予約すると手頃な金額で行くことができます。
また、スカイマークは深夜発があるため、経由便ですが、長い間宮古島で遊ぶことができます。
ソラシドエアを徹底調査
ソラシドエアを調査しようと思ったのですが、なんとソラシドエアは2ヶ月以上先の予約ができません。
そのため、今回の選考からは脱落とします。
4.【結論】ミドルコストキャリアが秀逸すぎた
上記5社(ソラシドエア選考対象外)をまとめてみました。
ANA | JAL | バニラ・エア | ジェットスター・ジャパン | ソラシドエア | |
---|---|---|---|---|---|
往復の航空券 | 82,780円 | 94,580円 | 87,180円 | 54,960円 | 52,580円 |
宮古島滞在時間 | 48時間45分 | 63時間45分 | 48時間40分 | 44時間5分 | 56時間50分 |
フライト時間 | 5時間35分 | 5時間30分 | 7時間30分 | 7時間45分 | 7時間 |
滞在時間が長いことが一概に良いということはないですが、せっかくの旅行なので、できるだけ長く楽しめたほうがいいと思います。
フライト時間、滞在時間だけを見るとJALですが、ソラシドエアと約2倍近く違うため、今回はミドルコストキャリアのソラシドエアが東京から宮古島へ飛行機で最も格安で行く方法として認定しました。
ただ、LCCはとんでもないキャンペーン(片道1円など)/strong>を突発的に行うので、定期的に見てみてはいかがでしょうか。