学ぶの語源「真似(まね)ぶ」は最強の目標達成術

ここ最近はパソコンと向き合い続けて、そろそろ結婚してしまいそうな旅んちゅうの中澤(@chankan_desu)です。

さて、今回は「学ぶ」の語源である「真似(まね)ぶ」についてお話ししたいと思います。

僕が陸上で全国大会に出場した時や、ラクロスで世界大会に出場した時や、起業した時も、全て「真似ぶ」を実践していました

しかし、うまくいかない人の中に間違った「真似ぶ」をしている人を多く見かけるので、正しい真似ぶについてお伝えしようと思います。

「学ぶ」も「真似る」も語源は「真似ぶ」

小学校、中学校、高校、大学と様々なところで、自分の好きなことを一生懸命取り組み、学んできたと思いますが、その語源は「真似ぶ」です。

「真似ぶ」というのは呼んで字のごとく真に似せることです。日本の出版社である三省堂が出している国語辞典には次のように書かれています。

学(まね)ぶ

①まねする。まねて言う。 「人の言ふらむことを-・ぶらむよ/枕草子 41」
②見聞きしたことをそのまま人に語る。 「さまざま-・び尽くしがたし/増鏡 あすか川」
③学問・技芸などを習得する。 「文才を-・ぶにも/源氏 乙女」

出典:http://www.sanseido-publ.co.jp/

つまり、何事も最初は真似ることから始まるということです。

ライブドア事件で有名になった実業家・ホリエモンもこのように述べています。

まずは先人の事例をパクらないと次にいけない。

基礎もできていないのに、オリジナリティを出そうとするから(うまくいかない)

あなた自身も、自転車に乗るときにお父さんの漕いでる姿を見て真似して乗っていたと思います。何事もスタートはいつも「見よう見まね」だったと思います。

なので、「学ぶ」ことは「真似ぶ」ことで、それは真に似せることなのです。

真似ぶの正しいやり方

クマが鏡を見ている

ここからが本題ですが、「ちゃんと真似してるから大丈夫」と思ったあなた、恐らくできていないです。

多くの人が行っているのは“良いとこどり”です。”良いとこどり”と”真似ぶ”は正反対と同じくらい違います。

この差が大きな結果の差を生みます。”良いとこどり”と”真似ぶ”の違いは次の通りです。

良いとこどり 多くの人の一部分ずつを似せた状態。
真似ぶ 一人の人の全てを似せた状態。

良いとこどりの何がいけないの?

イメージしてください。

一流シェフのレシピに、オリジナルの調味料足したらどうなりますか?

世界的なファッションデザイナーのコーディネートにワンポイントで色を足したらどうなりますか?

真似ぶとは、真に似せることであり、自分がマイナスだと思った側面も、プラスだと思った側面も全て含めてその人の結果なのです。様々な要素が交じり合い全てが合致して、その結果が生まれています。

そのため、中途半端に似せるのではなく、もろパクリでないと意味がないのです。

真似ぶ対象の正しい選び方

森の中で2つの分かれ道

真似ぶ重要性がわかったところで、最後に真似ぶ対象の正しい選び方についてお話しします。

ポイントは2つです。

  • なりたい状態になっている人
  • 自分のことを本当に良くしようとしている人

なりたい状態になっている人

これもとても重要で、自分が真似ぶべき人を好き嫌いで判断している人がいますが、大間違いです。

自分がなりたい状態になっている人、から真似ぶべきです。

例えば、東大に入学できなかった人から、東大へ入るための勉強方法が学べると思いますか?
逆上がりができない人から逆上がりを教えてもらえますか?

実際にできた・やったことがある人から真似ばないと、間違った方法を教えられてしまいます。

自分のことを本当に良くしようとしている人

これは説明は要らないと思いますが、どんなに自分の理想的な人だとしても、本当に自分のことをよくしようと思う人じゃないと自分に成長はありません。

まとめ

  • 学ぶは真似ぶ
  • 真似ぶと良いとこどりは全く違う
  • 真似ぶ対象は理想の状態になっている人、また自分のことを良くしようと思っている人

しっかり真似んで、目標達成に最短ですすみましょう!

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