ビジネスとして使う本格的なバーチャルユーチューバー(VTuber)の作り方

ヒカキン、ヒカル、レペゼン地球を中心にyoutuberが注目を集める中、近年バーチャルユーチューバー(VTuber)も注目を集めており、大手ソーシャルゲームメーカーの「GREE」ガ、バーチャルユーチューバーの会社「Wright Flyer Live Entertainment」を設立し、100億円の投資を行うと発表しました。

そんな僕もインフルエンサー事業をやっている身として、「バーチャルユーチューバーをビジネスとして本格的に作る場合、どの程度費用がかかるのだろうか?」と疑問に思ったので、大まかな費用に関して調べてみました。

本格的なバーチャルユーチューバー事業を行う場合の費用は

早速バーチャルユーチューバー事業を因数分解し、それぞれの金額をざっと出してみたところ、50本動画を作成するために

項目 金額
イラスト作成 50,000円
3Dデータ作成 150,000円
剛体・物理演算の実装 1,000,000円
3Dモーションキャプチャー機器 200,000円
声優(人件費) 15,000円/動画
動画編集(人件費) 15,000円/動画
合計 2,900,000円

1.イラスト作成

バーチャルユーチューバーを作る最初のステップが「イラスト作成」です。

「イラスト作成」はバーチャルユーチューバーの肝となる部分なので、ここは是非力を入れましょう。

アニメキャラクターのイラスト相場でいうと、おおよそ5万円程度です。

2.3Dデータ作成

肝のイラストが出来上がったら、その次は2Dのイラストを3Dデータに変換する作業になります。

3Dデータへの変換作業は 約15万円程度です。

3.剛体・物理演算の実装

「剛体、物理演算」は聞きなれない言葉ですが、簡単に言うと3Dデータを滑らかにする技術です。

カクカクした動作であれば20万円程度ですが、滑らかな動画であれば 約100万円近くかかります。

4.3Dモーションキャプチャー機器

3Dデータと人の動きをリンクさせる方法が3Dデータモーションキャプチャーという機材で、有名ない「PERCEPTION NEURON」は約20万円程度します。

ただし、3Dモーションキャプチャーは「FaceRig」というサービスを購入すると、顔の動作のみではありますが、1,500円程度で抑えることもできます。

5.声優(人件費)

バーチャルユーチューバーと言えど、中身は”人”です。

そのため、原稿を用意し、読んでもらう必要があります。

声優の人件費はまちまちですが、約15,000円程度だそうです。

6.動画編集(人件費)

最後に、バーチャルユーチューバーの声入れが終わったら動画の編集に入ります。

動画編集はパソコンさえあればできますが、外注する場合は、ユーチューブの動画が10分程度とした場合、約20,000円程度になります。

バーチャルユーチューバー事業は世界展開にも効果的

日本が誇る産業の1つに「アニメ文化」があります。

アニメは翻訳することで海外でも十分通用するため、汎用性が非常に高いです。

そのアニメを模範したものがバーチャルユーチューバーであり、世界へ展開することも難しくはありません。

まとめ

まだまだバーチャルユーチューバーは様々な形へ変貌を遂げていくでしょう。

生身の人間を扱っていない分、自由度が非常に高く、リアルタイムでユーザーの反応を知れる現代に置いて、”ニーズに答える力”は常に求められます。

僕自身も、本格的にバーチャルユーチューバー事業に参入していこうと思います。

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