「駒門風穴」富士山の大噴火から生まれた日本最大級の溶岩洞窟
2019.08.04
こんにちは、旅んちゅうプログラマーの中澤です。
今回は、富士山が生んだ国内最大級の溶岩洞窟・「駒門風穴」に訪れました。
駒門風穴に癒しを求めて旅行。
自然って素敵ですね! pic.twitter.com/tVIDa8nojJ— かん@多動力旅中毒者 (@chankan_desu) July 31, 2019
溶岩が流れた跡が見られたり、自然にできた空洞に心を奪われ、大変満足な観光スポットでした。
そんな駒門風穴の素敵な写真を「NIKON Z6」でお届けするとともに、アクセス・料金・駐車場などの基本情報をお伝えしていきます。
小さな鳥居がお出迎え
近くに隣接してある無料専用駐車場に車を停め、歩いて5分くらいのところに看板が見えます。
看板のすぐ横には受付があり、入場料300円を支払います。
奥に進むと現れるのが駒門風穴の入り口にあたる小さな鳥居。
鳥居を潜り抜けると大きな「駒門風穴」が現れます。
穴の近くに行くだけで冷たい冷気を感じることができ、夏場はとても気持ちいいです。
穴の中は常時13度なので、中は若干肌寒く感じます。
駒門風穴の中から外を撮影すると、幻想的な写真になります。
駒門風穴は日本最大級の溶岩洞窟!随所に見られる溶岩洞窟の跡
溶岩洞窟は名前の通り”溶岩でできた洞窟”で、富士山の大噴火がきっかけで生まれた溶岩洞窟です。
そして、溶岩洞窟ならではの助骨のような見た目の「肋骨状溶岩」が至る所にあるそうなのですが、洞窟素人の私は当日、全く見分けられませんでした。
近くの「助骨っぽい岩」を撮影しました。
また、溶岩洞窟は声が響かないという特徴があり、実際に大声を出しても”こだま”することはありませんでした。
高低差も少なく、かなり歩きやすい道のり
溶岩洞窟という名前からかなりゴツゴツした道が続くのかと思いきや、かなり整備されていて危険は全くありません。
駒門風穴内にある岩に登ったりしなければ、子どもでも怪我することはほとんどないと思います。
ただ、登れる岩が多く、また岩は不安定なものが多いので、岩を登る際は十分注意しましょう。
駒門風穴の見どころ3選
駒門風穴は平坦な道が続きますが、駒門風穴内の絶景スポットをご紹介します。
屈まないと入れない道
駒門風穴内に唯一歩くのが困難な道が、この屈まないと入れない狭い道です。
奥は空洞になっているのですが、入口だけ極端に狭くなっています。
冒険心をくすぐられる道のりです。
幻想的な藻
写真でもわかると思いますが、雫が際立つかなり綺麗な藻です。
この写真の藻は少しわかりずらいところにあるので、見つけたらラッキーです。
やっぱり写真映え最高の入口
やはり入り口はとても美しいです。
特に外が晴れている時は、差し込む光が奥に見える緑色を際立たせ、駒門風穴の入り口の階段に影をもたらし、より幻想的に見えます。
【基本情報】駒門風穴の注意点・アクセス・料金・駐車場まとめ
最後に、駒門風穴の基本情報をまとめます。
アクセス方法
駒門風穴には2つのアクセス方法があります。
電車 | 「JR 富士岡駅」徒歩8分 |
---|---|
車 | 無料隣接駐車場 |
無料駐車場は下記のような看板が立っているのでわかりやすいです。
料金
料金は年齢によって異なり、下記の通りです。
大人 | 中高生 | 小学生 | 幼児 |
---|---|---|---|
300円 | 200円 | 100円 | 無料 |
注意点
足場が滑るため、サンダルで駒門風穴に入るのは危険です。
歩道は整備されていますし、高低差も少ない道なので歩きやすいですが、駒門風穴内は滑りやすくなっています。
ゴツゴツとした岩も所々あるため、サンダルで洞窟に入るのは怪我防止のためにやめましょう。
避暑地に最適!初心者向けの洞窟
洞窟に何度か行った私にとっては、道のり自体は少し物足りない印象でした。
過去に東京・奥多摩にある「日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)」に行ったことがあるのですが、日原鍾乳洞と比べると単調で、あっという間に終わっちゃったと感じました。
ただ、駒門風穴ならではの幻想的なスポットや、自然が生み出した大空洞など、観光としては非常に満足しました。
近くに寄った際は、避暑地としても観光としても是非足を運んで見てください。