ヒッチハイクで100人に乗せてもらったプロヒッチハイカーが語る「10分で乗車するコツ」
2019.06.03
こんにちは、たびんちゅうプログラマーのカンです。
実は僕、別名「プロヒッチハイカー」と呼ばれていて、ヒッチハイクで恐らく100人とはお会いしています。
ほとんどのヒッチハイクが「東京→大阪」なのですが、ヒッチハイク時間も含めて平均7時間で行けます。
しかも、100%の確率でご飯を奢ってもらえます。
そんな僕のヒッチハイクのコツを、これからヒッチハイクに挑戦、あるいはヒッチハイクに興味を持っている人に向けてお伝えしようと思います。
ヒッチハイクは、コツさえ掴めば簡単です。
ヒッチハイクの自己紹介
まずは僕のヒッチハイク力を紹介します。
- ヒッチハイクで乗せてもらった延べ人数約100人
- 東京から大阪まで平均7時間
- 大阪から横浜まで最短5時間
- 100%の確率でご飯を奢ってもらえる
- ヒッチハイクに乗せてもらうまでの時間は約10分
- ヒッチハイクで寝てしまった回数は10回以上
僕のヒッチハイク力はこんなものです。
「なんでそんなヒッチハイクしたの?」とよく聞かれますが、理由は2つです。
- 単純にめちゃめちゃお金がなかった
- 仕事を教わっていた人が関西にいた
2014年に大学を卒業して、就職をせずに独立したので、仕事もなくてギリギリの生活をしていました。
僕の人生の歴史に少しでも興味を持った方はこちらをどうぞ。
[link url=”https://nakazawakan.com/profile/”]
しかも、仕事を教わっていた方は京都にいたので、交通費にお金がかけられないので、ヒッチハイクするしか選択肢がなかったです。
ただ、やるからにはヒッチハイクも本気でやりたかったので、試行錯誤した結果、東京から大阪まで平均7時間で行けるようになりました。
では、どうやって東京から大阪まで7時間で行くことができたのか、そのコツについてご紹介していきます。
ヒッチハイクにスケッチブックは不要!10分でヒッチハイクで乗せてもらうためのコツ
ヒッチハイクというと、恐らく上の画像のイメージを持たれているかと思いますが、これはダメなやり方です。
親指を立ててスケッチブックなどに行き先を書くやり方は、よっぽど見通しの良いところでやらないと、運転手からするとまず見えないです。
近くで見えたとしても、急停車できないので、気付いた時にはもう走り去っています。
ではどうするか、その答えが 「停車している車にノックをする」です。
2割程度の人がヒッチハイクに対して面白がって興味を示しますが、相手も話しかけるのに勇気がいるので素通りすることが多いです。
その興味を示してくれる2割の人を逃さないためにも、自分から声をかけることが大切なのです。
声をかければ、約2割の人は前向きに考えてくれ、方向が合えば乗せてくれます。
普通の道路ではどうするの?
そんな時は、信号待ちを狙うか、コンビニを探しましょう。
信号待ちを狙う場合は、笑顔を振りまきましょう。
笑顔で返してくれた人に交渉しに行きます。
これで、大抵の道路でも、だいたい10分でヒッチハイクできます。
【絶対ダメ】ヒッチハイク中に寝るととんでもないところに降ろされる
僕はヒッチハイク中に寝てしまって車が1時間に10台も通らないような場所に降ろされました。
ヒッチハイク中に寝ると、本当に辺鄙な場所に降ろされます。
僕は2回も変なところに降ろされ、3時間も車が捕まらなかった経験があります。
また、怒られることもあります。
お金をたくさん持ってそうな男性と女性の2人組みに乗せてもらった時、僕はあまりに眠かったのでウトウトしてたんです。深夜3時くらいですもん。
そして、パーキングエリアで男性がトイレに行ってる間、僕と女性の2人だけになったのですが、その時女性に猛烈に怒られました。
「うちらはあんたのタクシーじゃない。」
「本当に彼は良い人で、彼じゃなかったら絶対に降ろされてる。」
「感謝の気持ちが足りない。」
ごもっともです。
なので、ヒッチハイク中に寝ることは絶対にやめましょう。
ヒッチハイクであった怖い話
ヒッチハイク自体に怖い思い出はないのですが、とても不気味な人に乗せてもらった経験はあります。
あれは2014年の10月の少し寒い時期でした。
少しやつれて独特な雰囲気を持った男性に声をかけ乗せてもらったのですが、話を聞くとすごく怪しいことをしている方でした。
要点をまとめると下記の通り。
- 普通に会社員をしている
- 中国人の女性をかくまっている
- 趣味でお手伝いをしている
不法滞在とかの知識がないので話の内容はよくわかりませんが、なんかヤバそうな雰囲気だったので深掘りするのはやめました。
季節的に肌寒かったので、少しゾッとしました。
ヒッチハイクで役に立つテクニック3選
ヒッチハイク延べ人数100人を超える僕が、絶対に役に立つと言えるヒッチハイクテクニック3選をご紹介したいと思います。
長距離トラックは最強
当たり前ですが、ヒッチハイクの狙い目は長距離トラックです。
理由は3つあります。
- 1回乗るだけで、長距離移動できる
- 長距離トラックの運転手も、眠気覚ましの話し相手を探している
- ヒッチハイクに慣れている
長距離トラックは言葉通り、長距離の移動が期待できるので、ヒッチハイクには最適です。
また、何より運転手も眠気覚ましの話し相手を探しているし、そしてヒッチハイクをよく見るそうで、対応に慣れています。
少し見た目が怖い人も多いが、積極的に長距離トラックを狙っていきましょう。
会話の量と移動距離は比例する
ヒッチハイク中に寝ると変なところに降ろされますが、逆に会話が弾むと予定以上に乗せてくれます。
特に、ヒッチハイクでは高速に乗ることが最初の難関であり、この壁を最短で突破するには、最初に乗せてもらった人になんとか高速の最初のサービスエリアまで乗せてもらうことです。
会話を弾ませると聞くと、お笑い芸人のようなトーク力が必要と思われますが、どちらかといえば「話を聞く力」です。
相手の話したいことを聞き出し、話についていけば大丈夫です。
これは経験なので、とにかく相手との会話を弾ませることを意識しましょう。
「ヒッチハイク旅をしていて、めちゃめちゃお腹が空きました!」というと100%奢ってくれる
少し悪どいやり方ですが、「お腹が空きました!」と可愛い後輩気取りで元気よく伝えると、100%の確率で何かしら奢ってくれます。
人間はやはり性善説ですね。
当時の僕は本当にお金がなくてお腹が空いていたので、余計想いが伝わったんだと思います。
ヒッチハイクで出会った素敵な人
ヒッチハイクでは様々な出会いがあるのですが、その中でもとても素敵だったのカップルが大島カップルです。(現在は夫婦)
週末は必ずどこかに旅行に行っており、_僕がヒッチハイクさせてもらった時も、旅行に行く途中でした。
僕の理想とするカップル像です。
そして、旅行先の富山に惚れて、脱サラして富山でマカロン販売を行なっています。
行動力もあり、本当に素敵なカップルだなと思っています。
一度、なぜか離島の旅行に誘われましたが、仕事があっていけませんでした。
必ず会いにいきます!
もし、ヒッチハイクで一度お会いした方がこのサイトを見ましたら、またご飯行きましょう。
もし、ヒッチハイクで僕を乗せてくれた人がいましたら、是非ご連絡ください!
そして、またご飯ご馳走してください。
待ってます!