【実体験】クレジットカードの支払いを1年滞納した金融事故者が1年後にクレジットカードが作れた話
2019.04.04
金融事故をしてクレジットカードが作れない方
そんな方のために書きました。
結論から言うと、1年以上金融機関への支払いを滞納した僕が、滞納の1年後に「ライフカードゴールド」が発行できた話です。
ただし、ライフゴールドカードに直接依頼をしたのではなく、とあるサイト経由で審査を行った結果通過しました。
そんな裏技的な話をしようと思います。
個人事業主として活動を始めたがなかなかうまく行かず1年の滞納をした
「自由に旅行したいな、、、」という夢に憧れて、就職をせずに起業した僕ですが、起業直後はビックリするほどうまく行きませんでした。
自分の性格が飽きっぽいため、すぐに新しいことに目移りしてしまう継続できない性格もうまく行かない原因の1つだと思います。
しかし、何より信用も技術もない僕に仕事が舞い込んでくるはずもなく、人間として営むための支出とほぼ同額をぎりぎり稼ぐだけで精一杯な日々を送っていました。
そして、時々大きな支払い(車で交通違反や仕事で問題が発生するなど)がきたときは間違いなく赤字になってしまうという状況でした。
当然、赤字の月はクレジットカードの引き落とし日に十分なお金が銀行口座に入っていないため、支払いできず「滞納」。
最も問題なのが「自己投資をすれば絶対に稼げる」という根拠のない自信から、滞納状態にも関わらず他のクレジットカードを使用して後払いを増やすという負の連載。
そんな自己投資を続けた結果、クレジットカードの滞納金額は200万円を超えました。
返済不可能な状態となり、1年の滞納をしてしまうという状況になりました。
支払いを滞納してブラックリスト入り!クレジットカードが全て止まりあらゆる「借金」ができなくなる
「個人事業主になったらクレジットカードが作れないから、学生のうちにクレジットカードを沢山作っておきな!」
と誰かにアドバイスを貰ったので10枚程クレジットカードを作ったのですが、滞納に滞納を重ねた結果、全てのクレジットカードが止まりました。
「ブラックリストにクレジットカードがなくなっても現金で支払えば問題ないでしょ!」と能天気に考えていたのですが、ブラックリスト(正確には信用情報機関に「金融事故者」として登録される)することで不便なことは結構ありました。
- 常に前払いなので資金繰り悪化
- 海外の航空券などはクレジットカード支払いのみ
- アイフォンアプリの「suica」がクレジットカードのみでしか支払えない
- Airbnbはクレジットカードのみでしか支払えない
- Apple製品の分割払いができない
- 「銀行振込」や「コンビニ決済」は必ず手数料が発生する
上記サービス以外にもクレジットカードのみでしか支払えないサービスは案外多く、「現金主義の国」といわれる日本でも結構キャッシュレスって進んでるんだなと実感しました。
計20種類のクレジットカード審査を行ったが全て「見送り」連絡
「さすがにこのままでは支障をきたす」と感じたので、本格的に審査が緩いと評判のクレジットカードを片っ端から依頼しました。
「楽天」「アコム」「アメックス」「yahooカード」等々、インターネットからあらゆる情報を取得してほぼ全てのクレジットカードの審査を行いました。
が、結果は全て「見送り」でした。
1年金融事故した僕が唯一審査を通過したクレカは「ライフカードゴールド」
「クレジットカードは諦めて現金だけで生きていこう」と決意した僕は、仕事も少しずつ波に乗ってきたころで「会計業務をもっと効率化したいな」と思い、「freee」という会計ソフトを購入しました。
過去に「やよい会計」という会計ソフトを使っていたのですが、領収書の保管も写真を撮るだけでクラウド上に保管できるという機能が魅力的で「freee」を使用することに決めたのです。
そんな時、忘れかけていた「クレジットカード」という言葉がfreeeの画面にありました。
しかも、「事業用にピッタリ」とのこと。
「サービスも購入したし、もしかしたら優遇して金融事故者でも発行してくれるのでは?」と淡い期待を込めて、約1年ぶりにクレジットカードの審査を行いました。
しかし審査直後に案の定「見送り」の連絡が届き、特に気にも留めいつも通りの日々を送っていると、突然freeeからこんなメッセージが届きました。
いやいや、どうせ手続きしても落ちるだけでしょと無視してたら、翌日に電話がかかってきて、「前回申請したカードと審査基準が異なるため、中澤様はご利用できる可能性があります。」とのこと。
「ここまで言われたらやるしかない」と思い立ち、審査してみると、、、なんと何も問題なくクレジットカードが発行されました。
金融事故者が発行できる「ライフカードゴールド」のデメリット
デメリットは大きく3つあります。
- 年会費が10,000円(+消費税)がかかります。
- 利用限度額が30万円
- ショッピング機能が使えない
年会費が1万円かかるのは固定費として非常に大きいので、年会費を支払うのが絶対に嫌なのであれば諦めましょう。
また、ショッピング機能(お金を借りる機能)が使えません。
使わないので全く問題ないです。
個人的な感想としては、大きなデメリットはほとんどないので、全く問題なく使用し続けようと思います。
金融機関への滞納は絶対にやめましょう
現在の僕は、住宅ローンの審査も通らないですし、車のローンも組めません。
銀行からの借り入れもできないですし、日本政策金融公庫から借入することもできません。
つまり、すべての「借入」ができない状況なのです。
いつまで借入ができないかというと、僕の場合はおおよそ5年はできないとされています。
- 1ヶ月滞納;信用情報機関に1年情報が残る
- 2ヶ月滞納:信用情報機関に5年情報が残る
滞納すると非常に厳しい経済的ペナルティが待っているので、絶対に滞納だけはしないようにしましょう。