気付きの深さは経験の深さに紐付く

先日、とある高級お寿司屋に行きました。

百合ヶ丘駅という辺鄙な駅にある「楠本」というお寿司屋。

店長は愛媛出身で、関東にお店を出した理由は「愛媛だと商売にならないから」。

お寿司の世界は魚の種類が豊富で、それに伴い料理方法もかなり種類がある理由から、下積み期間が最低でも10年は必要だそうです。

飽き性の僕は絶対に無理ですね。

その高給お寿司屋で、気付きの深さと経験の深さに紐付くという気付きを得ました。

全部美味しいはずなのに、”衝撃”は得られなかった

知り合いとご飯に行くことになったのですが、

「美味しいお寿司食べたいなー」

なんて言われたので、天下のgoogleさんで検索したところ、楠本というお店が高評価でヒットしたので行くことなりました。

評価でも「かなり高いが、相応のお店」という口コミがあったので、せっかく来たのだから一番高いコースを選びました。

最初は魚料理、最後にお寿司が10貫出てくるコースで、どれも本当に美味しくて堪能していました。

最後の最後に出た「卵焼き」で大きな衝撃を得る

ただ、”衝撃が走るほど”美味しいと感じることはなく、最後の卵焼きが出て、最後のコース料理を楽しもうとしたのですが、その時に衝撃が走りました。

僕は毎日卵を3個食べるほど「卵ヘビーイーター」で、居酒屋に行くと必ず卵料理を注文します。

数多くの「卵焼き」を食べて来た僕ですが、その僕が「こんな卵焼き食べたことない!!!」とびっくりする程、本当においしい卵焼きだったのです。

その時にふと思ったのが、
「自分の経験の深さが気づきの深さ」
ということです。

「卵焼き」は沢山経験しているからこそ気付きを得る

この現象はどの世界でも同じだなと思います。

僕は大学まで根っからのスポーツマンだったのですが、自分が目指している人は自分が成長すればするほど遠く感じるのです。

つまり、自分が成長すると意識するポイントが変わり、本当の凄さに気づきということです。

高級お寿司屋でも同じで、お寿司の経験は少ない自分は、高級なお寿司の凄さがわからないが、食べなれている卵料理なら凄さに気づけた、ということです。

多くの経験を積みながら学ぶ

何かを学ぶ際、

  • 先ずはしっかり勉強する
  • 先ずはすぐに行動する

という議論がなされると思いますが、僕の個人的な結論は「取り返しのつく範囲でがむしゃらに行動をし、はちゃめちゃに勉強しろ」です。

経験のない勉強は学びが薄いです。

先ずは経験を圧倒的に積み、その後徹底的に勉強をして、方向性を確認してまた圧倒的な経験を積むことが重要だと思います。

今までも上記の行動指標の元、行動して来ましたが、上記の経験をもとに、これからも圧倒的な経験を大切にして行動していこうと思います。

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